2007年06月29日

黒川伊保子の研究に根拠はあるのか

 さっきラジオ深夜便のナイトエッセイが終わった。「シュンスケくんは有能」おばさんこと黒川伊保子さんのエッセイの再放送の最終回だった。最初の放送はたしか今年の2月だった。
 黒川氏は自信たっぷりに決めつけ口調で持論を披瀝していたがどういう実験をしてそういう結論を得たのかは一切言わない。女の子がシュンスケと発音するとき脳は快感を感じていると言うのだが、機能MRIを使って脳の働きを調べたのだろうか。非常に疑わしい。
 音の響きが脳に与える影響は万国共通だというのならまだわかるのだが、言葉のニュアンス、背景知識の連鎖が構築されているかどうか、その言語が母語かどうかで得られる影響も変わってくるというようなことを言うから怪しく思われるのだ。
 宮崎哲弥の新書解説本では黒川氏の著書のひとつはワースト認定されているらしい。
 脳の働きをほんとうに調べたうえで得た知見でないのなら擬似科学だといわれてもしかたないだろう。突込みどころが満載の話だった。黒川氏は大学で物理学を学んだようだがほんとうに科学精神を貫かれているのか疑心暗鬼になってしまう。(2007.6.29)

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posted by 堀内悟 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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