半年ぶりに聴く吉田豪はとてもおもしろくて満足したが、岡野さんの書評がまったくなくなるのはどうなんだろうと思う。バラエティー番組としての性格付けを強化しようという狙いだと思うのだが、一般的な書籍を紹介することも大切ではないだろうか。木曜日のコラムに聴取率のへこみが見られたのかもしれないとも思うが、この推測が当たっていたとしてもそれは岡野さんの責任ではない。出版文化の地盤沈下そのもののせいである。その原因を求めれば可処分所得と可処分時間が減少しつつあることが元凶なのであり、結局これは政治問題なのだ。
わたしがプロデューサーなら木曜日はジャンルごとに書評家を四人立てる。交替で出演してもらえば各回の準備も万全になるし、ネタ切れの心配は皆無だろう。岡野、豊崎、永江、吉田をそろえれば壮観である。
この案をTBSラジオの関係者に一考してもらいたい。
2009.10.3土曜
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