2008年12月11日

桃中軒雲右衛門事件

 12月3日の朝日新聞夕刊の「窓 論説委員室から」は「桃中軒雲右衛門の墓」と題して、桃中軒雲右衛門の墓の品川区による文化財指定とそれを記念して開かれる「雲右衛門をしのぶ会」(12月13日)を取り上げていた。

 桃中軒雲右衛門といえば法律の世界では桃中軒雲右衛門事件で有名であるようだ。ぽこは民法の概説書で知った。

 勁草書房の『民法要説』によると、

浪花節は音楽ではない
だから浪花節のレコードは著作権法が保護する著作権の対象にならない
だから浪花節のレコードを無断複製しても不法行為の要件である権利侵害とならない

という判決が出たようである。(大正3.7.4刑録20-1360)

 これはとんでも本ならぬとんでも判決といえるのだろうか。それとも厳密な文理解釈をしただけでそれほど責められないものなのだろうか。当時の著作権法を見てみたい気がする。(2008.12.11木)

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posted by 堀内悟 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる判例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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