2008年09月11日

判例変更!土地区画整理事業計画段階での提訴が可能

事業が進んでからの訴えしか認めないとなると、その間に工事が進み、違法性の主張が認められても権利救済が十分に果たせないので、計画決定の段階で訴訟を提起できる(最大判平成20.9.10 遠州鉄道上島駅区画整理事業訴訟)。


画期的な判決。しかも15人の裁判官全員の意見が一致したらしい。昭和41(西暦1966)年の判決では、計画段階では「事件の成熟性」がないので訴訟は起こせないと判示していた。

朝日新聞によると駅前の整理事業は半分終了しているらしい。となると、この判決は静岡地裁へ審理を差し戻すものなので、裁判係属中に工事が完了して原告の訴えの利益がなくなるおそれがあるのではないだろうか。

朝日はこの判決について社説を載せず。困りものだぽこ。明日あたりに回したのかな。朝日新聞によると区画整理事業は全国で1300件も進行中で、訴訟も約90件に上るらしいのに。とっても社会的に重大な判決だぽこ。
(2008.9.11)
posted by 堀内悟 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる判例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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