2011年05月30日

開始看京極夏彦的『狂骨の夢』

 一昨日5月28日に京極夏彦の『狂骨の夢』(ノベルス版)を読み始めた。現在40頁まで進んだ。
 前二作の読み心地は大方忘れてしまったが、明らかにそれらよりも読みやすいのではと感じる。リズムがよい。
 関口はまだ出てこない。出てくるのかどうか。出てくるとしたらいつなのか。この関心がバックグラウンドタスクになった状態で読んでいる。

 伊佐間がマラリアに罹り死線をさまよった際に見たあの世の情景に触れて、昔私の親類が死に瀕した時お花畑を見たと語っていたのを思い出した。その人が三途の川も見たかどうかは忘れてしまったが、臨死体験のパターンに多様性が見られないのは興味深い。臨死状態では個々人がそれまでに得た情報や体験の集積を超越した民族的あるいはひょっとすると汎人類的なBIOSに該当する脳の領域がスキャンされるということなのだろうか。それとも三途の川やお花畑といった類型的イメージの刷り込みの有無に左右される問題なのだろうか。

 おそらく関口はこのようなことを四六時中考えているのだろう。

2011.5.30月曜
ラベル:小説 読書 文学
posted by 堀内悟 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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